ボルドーのアキテーヌ美術館にモンテーニュの墓所、本格調査が開始に

ボルドー市内にあるアキテーヌ美術館内で11月18日、、16世紀のフランスを代表する作家モンテーニュ(1533-92)の墓所と見られる場所の科学調査が開始された。DNA鑑定を含めた綿密な調査が行われる。
モンテーニュはボルドー市長を務めた有力者だったが、その墓所は、記憶の風化もあり、これまで知られていなかった。しかし、1年前に小型カメラを用いて美術館の地下室で行われた調査では、「モンテーニュ」の名を記した棺が床下に埋められていることが判明。今回の本格調査開始に至った。
アキテーヌ美術館の建物は、かつては修道院であり、後に学校となった。礼拝堂の火災(1871年)を経て、もともとこの建物内に埋葬されていたモンテーニュの棺は一時、別の場所に移され、その後に同じ建物に戻ったものと考えられる。建物はその後、アキテーヌ美術館となり、今回の発見に至った。
20日に調査グループが発表したところによると、棺の中には鉛製の容器があり、骨が収められていた。こうした埋葬方法は当時、重要人物について行われていたといい、遺骨がモンテーニュのものである可能性が高まった。