トゥールーズ近郊で吊り橋崩落事故、2人が死亡

トゥールーズ市の北東に位置するミルポワシュルタルヌ市(オートガロンヌ県)にある吊り橋が11月18日朝に崩落した。橋を通過中だった車両に乗っていた2人が死亡した。
事件は8時ごろに発生。重量車両が通過中に吊り橋が崩落した。事故当時には、重量車両のほか乗用車1台が通行中で、乗用車を運転していた母親は救助されたが、同乗していた15才の少女が遺体で発見された。重量車両のドライバーも同日午後に遺体で発見された。
崩落した橋は、1931年に建設されたもので、タルヌ川にかけられ、ミルポワシュルタルヌ市と対岸のベシエールを結んでいた。長さは152メートル、幅は5メートルで、片側1車線に加えて歩道が両側に整備されていた。メインケーブルに損傷はないが、橋桁を支えるハンガーロープが複数切れており、いちばん大きな負荷がかかったところでハンガーロープが切れて橋桁が崩落したものと考えらえる。
この橋は2003年に改修の対象となっており、2017年に検査の対象となったが、その際に特段の問題点は検出されていなかった。最大重量が19トンに制限されていたが、事故時に通過中の重量車両は、トレーラーに建機を積んだものでかなり重く、総重量は40トンを超えていたと見られている。地元では、重量車両がこの橋を通るのは珍しくなかったとする証言もあり、橋の保守が万全だったか疑う向きもある。