パリの民間劇場テアトルドパリ、フィマラックが買収

パリ市内の民間劇場テアトルドパリとその姉妹劇場2ヵ所(ミショディエール、ブッフパリジャン)の所有権が移転した。VeePee(旧Vente-privee)のエンタメ部門が、保有する過半数株式をフィマラック社に売却した。報道によると売却額は1500万ユーロに上る。
VeePeeは、著名起業家のジャックアントワーヌ・グランジョン氏が設立した会員制ECサイト。VeePeeエンターテインメントは8年前に劇場経営に乗り出し、2013年にテアトルドパリを買収。スターを多く起用する興行で事業の拡大を図ってきた。当たりはずれが大きい業界ではあるものの、2017年以降は赤字が続いていたという。
買収を決めたフィマラックは大物実業家のラドレドラシャリエール氏が経営する。劇場経営でも実績があり、フィマラック・エンターテインメントは、パリのマリニーやポルトサンマルタン、マドレーヌなどの劇場、地方の多目的ホールなどを傘下に収めている。買収した3劇場では当面支配人を温存し、2020年夏に工事を行った上で、その後のシーズンからテコ入れを図る計画。