パリ首都圏の交通手段に関する調査:自動車利用が減少

イルドフランス・モビリテ(パリ首都圏の公共輸送機関の統括機関)は11月13日、首都圏住民の交通手段に関する調査(2018-22年)のうち、2018年分の集計結果を明らかにした。パリ首都圏3000世帯の7000人を対象に、利用する交通手段(徒歩、公共輸送機関、自動車、自転車、キックスケーター)を調査した。全手段を合わせた1日の移動回数は前回調査の2010年の4100万回が、2018年には4300万回へ5%増加した。これは主にパリ首都圏の住民数の増加によるものと見られる。移動手段として最も利回数が多いのは徒歩で(1日あたり1720万回、2010年比で9%増)、その次に来る自動車利用は1480万回で5%の減少を記録した。調査を開始した1976年以来で初めて減少が確認された。自動車利用の減少に伴い公共交通機関の利用が増加し、移動回数は14%増の940万回となった。交通手段の4%を占めるに過ぎない自転車による移動は30%増(84万回)。キックスケーター(電動を含む)については、フリーフロート型のシェアリング・サービスの開始前であることもあり、2018年には13万回に留まる。