女優のアデル・エネルさん、監督の性的暴行を告発

女優のアデル・エネルさんの告発を経て、映画監督協会SRFは4日、クリストフ・リュジア監督を除名処分とすることを決めた。エネルさんは、少女時代に監督から性的暴行を受けたと告発した。
SRFは1968年の設立。フランスの映画監督300人余りが加盟し、カンヌ映画祭の「監督週間」の主催団体としても知られる。会員の除名処分を決めるのはこれが初めて。エネルさんは、ニュース専門サイトのメディアパルトの調査報道記事の中で、リュジア監督の作品「悪魔たち(Les Diables)」(2001年)に11才の時に出演して以来、監督から執拗なアプローチを受け、15才の時までつきまとわれたと過去を語り、少女を精神的支配下に置こうとする性犯罪者の卑劣なやり方を糾弾、それを知っていながら何もしなかった周囲にも問題があると非難した。
リュジア監督は現在54才、作品の数はそれほど多くないが、SRFの幹部として、数度に渡り共同会長を務めた。エネルさんの告発を受けて、SRFの理事会は4日に会合を開き、リュジア監督の除名処分を決定。また、エネルさんの告発は真実であると確信しており、協会の責任を問い直すとも説明した。