第1回ロシア・アフリカ首脳会議がソチで開催

ロシアのソチで10月23日・24日の両日、第1回ロシア・アフリカ首脳会議が開催された。アフリカからは54ヵ国が参加し、うち43ヵ国からは国家元首ないし政府の長が出席した。プーチン露大統領は24日の閉会式において、首脳会議の開催によりロシアとアフリカの関係に新たなページが開かれたと宣言。向こう5年間で両者間の貿易高を400億ドルへと倍増させるとの目標を示した。債務帳消しを通じてアフリカ諸国を支援し続けるとも約束した。
今回の首脳会議開催により、ソビエト連邦崩壊後にアフリカから撤退し、中国や欧米諸国に大きく遅れをとっているロシアのアフリカ大陸への復帰に向けた野心が明確に示された。アフリカ諸国がロシアとの協力で関心を示しているのは主として軍事部門だが、鉱業と原子力の分野でも複数の合意が調印された。ロスゲオロギヤ(地質学・探査)がルワンダ、南スーダン、赤道ギニアとの間で探査に関する合意を結んだ他、ロスアトム(原子力)がルワンダとエチオピアとの間で原子力に関する協力合意に調印した。エチオピアでは原子力発電所の建設に向けて協力する。また、ロシア鉄道はコンゴ民主共和国から、鉄道路線の近代化と建設、鉄道ロジスティクス開発に関する契約を獲得。プロジェクトに費用は5億ドルと見積もられ、11月10日にもロシアから代表団がキンシャサを訪れることになった。
ロシア・アフリカ首脳会議は今後、3年ごとに開催される。
AFP 2019年10月23日・24日・25日