ルーブル美術館でダビンチの特別展

ルーブル美術館で24日に、レオナルド・ダビンチの特別展が始まる。ダビンチの没後500年に当たり企画された特別展で、今シーズン最大の特別展として注目されている。
本国イタリアとの政府間合意では、ダビンチの作品5点と、参考作品2点の合計7点が貸与されることが決まっていた。うち、有名な「ウィトルウィウス的人体図」が描かれた手稿は、ベネチア州行政裁が8日の時点で、貸与差し止めの仮処分を下したことから、展示が危ぶまれていたが、同裁判所は16日に本件審査で貸与を決めた政府間合意の有効性を確認したことから、展示が実現する運びとなった。これ以外にも、イタリア各地の美術館との個別交渉により13点が貸与されることが決まっている。
特別展はルーブル美術館内で、絵画やデッサン、素描、手稿など合計で163点が5室に分けて展示される。年代別展示の3室に続いて、科学をテーマとする展示室では、人体図のほか、ビル・ゲイツ氏所蔵の天文学に関する手稿などが展示される。最後の展示室は、生命の表現を追求した画家としてのダビンチの制作のあり方を、赤外線映像による分析結果を交えて立体的に理解できるよう展示がなされている。人気の「モナリザ」は、この10月に復帰した本来の展示室から動かないが、その制作の舞台裏を再現したVRコンテンツに会場内で接することができる(ヘッドセットは10点程度、要予約)。開催は2月24日まで。