仏人の食肉消費、牛肉消費が減少

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

仏農水省関連団体のフランス・アグリメール(France AgriMer)が発表した食肉消費に関する調査によると、仏人の食肉消費は2007年から2018年の間、1人平均で85kgと年間消費量に変化がないことが確認された。その一方で、牛肉の消費が大きく後退する一方で、家禽肉の消費が増えるなど、消費する食肉の種類は大きく変わった。家禽肉の消費量が2007年の23kgから30kgに増加したのに対して、牛肉の消費量は2007年比で12%減の23kgに減少した。豚肉の消費量も32kgと7%減少したが、最も消費されている食肉としての位置は維持した。なお狂牛病の発生や大量消費が健康に及ぼす影響などが明らかになるにつれて、牛肉消費の減少傾向は継続している。さらに牛肉は食肉の中でも最も小売価格の高いことからもあって敬遠されている。
同時に、仏人の外食頻度が増加し、外食産業向けの家禽肉輸入が急増していることが指摘された。INRA(仏国立農学研究所)によると、増加した家禽肉消費の恩恵を受けているのは国産品ではなく、国外からの輸入品であり、仏で消費される家禽肉の43%を輸入品が占める。