フィヨン元首相、「マクロン大統領は小物」

フィヨン元首相は10月10日、スイスのテレビ局RTSとのインタビューに応じた。
フィヨン氏はサルコジ右派政権で首相(2007-12年)を務め、2017年の大統領選挙には共和党の公認候補として出馬したが、折から浮上した架空雇用疑惑に足元をすくわれる形で決選投票に残れずに落選、その後に政界から退き、現在は投資ファンドのマネージングパートナーを務めている。架空雇用疑惑に関する刑事事件裁判も近く開始される予定。
元首相はインタビューの中で、政界を去ったことを後悔しておらず、現在の生活に大いに満足していると述べた。現今のフランスの政治状況については、「黄色蛍光ベスト」の抗議行動に触れて、最盛期でも全国で15万人から18万人程度の規模であり、「取るに足らない」と言明。自分が年金改革に取り組んだ時には250万人がデモに参加したものだ、とした上で、マスコミやSNSによる過剰な取り扱いに臆して後退するとは「マクロンも小物だ」などと述べた。