ドイツでユダヤ人を狙ったテロ、2人が死亡

旧東独地方のハレ市(ザクセン・アンハルト州)で9日、ユダヤ人を狙ったテロ事件が発生した。2人が死亡した。
事件は同日昼頃に発生。スキンヘッドの男性がユダヤ教寺院の扉を爆発物で破壊しようとして失敗、その際に通行人の女性1名を射殺した。次いで付近のデナーケバブのレストラン前で再度発砲して1名が死亡。犯人はその後に逃走した。犯人は13時30分頃、ハレから15kmほど離れたランズベルク市付近で発砲騒ぎを起こして逃走を続け、ザクセン・アンハルト州の南部で警察により逮捕された。犯人は逮捕時に負傷し、現在は入院中であるという。全体で、2人の死亡者のほかに2人の負傷者が出たという。
犯人のシュテファン・バリエトは27才のネオナチの若者で、カメラを装着し、事件の一部始終をTwitch(アマゾン傘下)上でライブ配信していた。2019年3月にニュージーランドのクライストチャーチで発生したイスラム教寺院襲撃事件の模倣と見られている。犯人は襲撃前に、「ユダヤ人はすべての問題の根源だ」などと言明しており、ユダヤ教の主要祭典の一つであるヨム・キプルにあわせて犯行に及んだと見られている。
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