本格イタリアンレストランの認証標準ITA0039、農業省などの音頭で導入

イタリア農業省とイタリア農業団体コルディレッティは、認証機関のAsacert(本社;ミラノ)の協力を得て、イタリア料理店及び食料品店のイタリア製品販売を保証する標準「ITA0039」の導入を進めている。外国市場におけるフードマフィアの暗躍と偽造品販売を阻止する狙いがある。
ITA0039は、正しくイタリア製品を使用・取り扱う外国のレストランと食料品店を認証する。世界でイタリア料理店を名乗る店は9万軒を超えるが、年間7000軒のペースで認証を広げてゆく計画。Asacertは英国で認証付与を目的とした検査を開始、カタール、アラブ首長国連邦、カナダ、米国でも順次、認証の輪を広げる計画。
イタリア製のブランド食材の偽造品の市場規模は600億ユーロに上ると見られている。フードマフィアの事業規模は2017年に218億ユーロに上り、年間30%という大幅な拡大を記録している。イタリアの農産品輸出は2017年に410億ユーロとなっており、違法行為の規模の大きさがうかがわれる。Asacertは近く、認証を受けたレストラン等のリストを参照できるアプリをリリースする予定。