パリ・グランパレでトゥールーズ・ロートレックの特別展

パリのグランパレで8日にトゥールーズ・ロートレックの大規模な特別展が始まった。油絵やデッサン、ポスターなど200点程度を集めた。仏国内での特別展は1992年に遡り、27年ぶりの開催となる。
トゥールーズ・ロートレックは1864年生まれ、1901年に亡くなった。南仏ラングドック地方の貴族の出で、早くから画才を示した。1990年代のパリの歓楽街やキャバレー、売春宿の女たちを内側から描き出した作品の数々で知られる。飲酒と放縦な生活による疾患のため、37才で早世した。
ロートレックの特にポスターは、日本の版画にも着想を得て、描線の中に鮮やかな色彩を塗り、様々な色の諧調を浮かび上がらせるという手法を用いており、20世紀のその後の前衛芸術を予告するものでもあった。特別展はロートレックの現代性を強調する方針の下で作品を展示している。1月27日まで開催。火曜休館。