サルコジ元大統領、ビグマリオン事件での起訴が確定

最高裁は1日、サルコジ元大統領が提起した起訴無効化の請求を却下した。これにより、元大統領が選挙資金規正法違反で起訴されることが正式に決まった。
この事件は通称ビグマリオン事件と呼ばれる。サルコジ元大統領の選挙陣営は、2022年の大統領選(再選を狙って出馬したが落選)の際に、選挙資金の法定上限の超過を隠すことを目的に、イベント会社のビグマリオン社に別件の架空領収書を作成させ、大統領選の選挙資金とは見えないようにする工作を行っていた。この件では、選挙陣営やビグマリオン社の責任者ら12人とサルコジ元大統領が起訴されたが、元大統領ら容疑者の一部は、起訴は不当とする異議申立てを行い、最高裁まで争っていた。最高裁は、起訴処分の異議申立ての上告要件を満たしていないとの判断を示し、門前払いの形で全員について訴えを棄却した。サルコジ元大統領はこの件で、選挙資金規正法違反に問われており、その最高刑は禁固1年、罰金3750ユーロとなっている。