EUの失業率、過去最低を更新

欧州連合(EU)の統計機関ユーロスタット(Eurostat)によると、ユーロ圏の8月の失業率は7.4%となり、2008年5月以来での最低値を記録した。7月は7.5%、昨年8月は8.0%だった。またEU全体の8月の失業率は6.2%となり、こちらは2000年1月に毎月の失業統計が開始して以来での最低値となった。7月は6.3%、昨年8月は6.7%だった。8月の失業者数はユーロ圏で1216万9000人、EU全体で1543万2000人と推計される。
国別にはチェコ(2.0%)やドイツ(3.1%)で失業率が低く(ユーロ圏ではドイツが最低)、ギリシャ(6月に17.0%)やスペイン(13.8%)で高いが、ギリシャやスペインでも1年前と比べると大きく低下している。
一方、同じくユーロスタットによると、ユーロ圏の9月のインフレ率(年率)は0.9%だったと推定され(速報値)、8月の1.0%を下回った。欧州中銀が目標とする2%弱からさらに遠ざかった。