著名シェフのマルク・ベイラ氏、ミシュラン・ガイドを相手取り訴訟

著名シェフのマルク・ベイラ氏(69)がこのほど、ミシュラン・ガイドを相手取って訴訟を起こした。格下げの理由の開示を要求する緊急審理の訴えをナンテール地裁に起こした。11月27日に公判が行われる。
ベイラ氏が経営するレストラン「メゾンデボワ」(オートサボワ県マニゴー市)は2013年にオープン。火災で焼失後に再建され、2018年にはミシュラン・ガイドで最高の3つ星を取得した。しかし、その1年後、最新版の2019年版では2つ星に降格した。ベイラ氏はこの件でひどく落胆しており、ミシュラン・ガイドに説明を要求。満足な回答が得られなかったと考えて、訴訟に踏み切った。
ベイラ氏は、野草など従来は顧みられていなかった自然の産物を大胆に食材として取り入れる動きの先駆者として知られ、出身地のサボワ地方で地元の産品と自然にこだわった料理を追求してきた。黒い帽子をトレードマークとするメディア露出でも知られるが、2006年の事故で数年に渡る闘病生活を経験するなど、近年は困難も多かった。