セーヌ河で、電動船舶を利用した小包輸送の試験サービス開始

仏Fludis社はセーヌ河の内陸水運を利用したパリ市内への小包輸送サービスを試験的に開始した。電動の川船がジュヌビリエ港(オードセーヌ県)とパリ市内4港(ジャベルバ、シャンゼリゼ、グランゾーギュスタン、アンリ4)との間を運航して小包を輸送する。輸送能力は一日3000個。各港で降ろされた小包は、電動自転車30台を利用して配達される。この自転車はそれぞれ250kgの貨物輸送が可能で、配達を終えた運転手は次の港まで移動して、新たに荷物を配達する。
このサービスを利用するのはスウェーデンのイケア(家具販売)、Lyreco(事務備品)、Paprec(電池などのリサイクル可能廃棄物の回収)の3企業。イケアはジュヌビリエ港に物流センターを設置したばかりで、最終的にはパリ市内における配達の全てをゼロエミッションで実現することを目指す。このプロジェクトの予算は340万ユーロで、政府系金融機関CDC傘下のバンクデテリトワール、不動産開発のIdecの投資部門、イルドフランス地域圏(パリ首都圏)、VNF(仏水運公社)が協力している。