マクロン仏大統領、イタリアを訪問

マクロン大統領は9月18日夜、イタリアを訪問した。マッタレッラ大統領と会談後、コンテ首相とのワーキングディナーに臨んだ。
マクロン大統領のイタリア訪問は2018年1月に遡る。両国の関係はその後、ポピュリズム2党による連立政権の発足を経て悪化。特に極右政党「同盟」のサルビーニ内相はマクロン大統領を攻撃目標に据えたこともあり、両国間の外交問題に発展する事案も相次いだ。最近に、同盟が連立から離れ、「五つ星運動(M5S)」と民主党による連立が発足し、コンテ第2次内閣が樹立されたのを受けて、フランス側は関係修復の好機と見て、大統領による訪問を決めたと見られる。コンテ第2次内閣の発足以来で欧州諸国の首脳がイタリアを訪問するのはこれが初めて。
マクロン仏大統領はこの機会に、懸案の難民政策について、人道主義と連帯、そして効率性を旨とする欧州全体での協力による対応を探る考えを表明。イタリア側は、中断していた仏伊友好条約の締結に向けた協議を再開すると予告。仏伊首脳会議も2020年年頭にイタリアで開催されると明らかにした。