ルバロワペレ市のバルカニ市長夫妻、脱税容疑で実刑判決

パリ地裁は13日、パリ西郊ルバロワペレ市のバルカニ市長夫妻に対して、脱税容疑で実刑判決を言い渡した。パトリック・バルカニ市長(71)は判決後に逮捕され、パリ市内のラサンテ拘置所に収監された。
バルカニ市長夫妻は保守野党の共和党に所属。内外に所有する不動産資産の資産価値を過小に申告したり、存在を隠すなどして多額の脱税をしていた疑いで起訴され、バルカニ市長は求刑通りに禁固4年の実刑判決を言い渡された。また、検察側の請求を認めて、裁判所は逮捕状を発行したため、市長は判決後、直ちに収監された。妻のイザベル・バルカニ筆頭助役(71)も、禁固3年の実刑判決を言い渡された。イザベル・バルカニ被告人については、検察は逮捕状を請求せず、判決後も収監されずに帰宅した。両被告人とも、10年間の被選挙権停止を命じられた。
市長夫妻はもう一件、汚職及び脱税資金の洗浄の容疑で起訴されており、こちらは10月18日に判決が下される予定。求刑はバルカニ市長の場合で禁固7年などさらに重い。
市長夫妻は弁護士を通じてただちに控訴した。バルカニ市長の保釈請求も提出されており、裁判所はこれに2ヵ月以内に判断を下すことになる。イザベル・バルカニ夫人は筆頭助役として、市長代理を務めると発表。ルバロワペレ市の市民の一部は15日朝に市役所前に集まるなどして、市長夫妻への支持を表明した。