燃料電池バスがパリ近郊に投入、フランスで初

フランスで初となる燃料電池バス2台が、ベルサイユとジュイアンジョザス(イブリーヌ県)をつなぐ路線(全長12.5キロ)に投入された。このバスはベルギーのバンホールが製造。Savacが運営する。39キロの水素を貯蔵できるタンクを備え、航続距離は300キロ。水素の補給は近郊にある産業ガス大手エアリキードの水素ステーションにて行う。同プロジェクトは、イルドフランス・モビリテ(首都圏の公共輸送機関の統括機関)がそのコストの59%を負担した。水素は炭化水素由来のものを利用する。
なお燃料電池バスの利用はほかの県でも予定されており、北部パドカレー県では10月半ばに6台が投入される。公共交通機関運営のトランスデブが運営する。また南西部ポー(ピレネーアトランティック県)では来週にも水素ステーション1ヵ所が開所され、燃料電池バスの運転もまもなく始まる予定。パドカレーおよびポーでは、電解を通じた「グリーン水素」が用いられる。トランスデブはオーセール(ヨンヌ県)でも2020年に燃料電池バス5台を投入するプロジェクトを進めている。