サッカー場の同性愛者侮蔑問題:FFF会長とスポーツ相が「休戦」

サッカー場における同性愛者の侮蔑行為に関する対応について、仏サッカー連盟(FFF)のルグレット会長とマラシネアヌ・スポーツ相は11日に共同声明を発表した。「決然と、適切かつ現実的な対応をする」、「審判と懲罰委員会の判断を信頼する」旨を確認した。
このところ、競技場内では、同性愛者の蔑称が含まれる言葉が入った歌が歌われたり、そのような文言が記された大弾幕が掲示されるなどの場面が目立ち、審判が試合を止めて対応を促すケースが相次いでいた。FFFのルグレット会長はこれについて、人種差別と同列に扱うべきではないとし、このケースで試合を止めるのは行き過ぎだと言明。この発言には賛否両論があったが、マラシネアヌ・スポーツ相は発言を批判し、対策推進に向けた強い意志を表明していた。
両氏は11日にフランス代表チームの試合を揃って観戦、この機会に協議を行った上で、折衷的な内容の共同声明を発表した。ルグレット会長は、審判が決める対応に文句をつけないことを承認、スポーツ相の側も、「現実的な対応」とすることを受け入れて、試合を必ず止めることは求めないこととした。