アフリカ:仏エンジー、オフグリッド太陽光発電の独モビソルを買収

仏エネルギー大手エンジー(旧GDFスエズ)は9月3日、アフリカ3ヵ国(ルワンダ、タンザニア、ケニア)でオフグリッドの太陽光発電キットを展開する独モビソル(Mobisol)を買収すると発表した。取引額は明らかにされていない。買収が成立するためには規制当局の承認を得る必要がある。
エンジーは子会社のフェニックス・インターナショナル(2017年に買収)を通じてアフリカ諸国(ベナン、コートジボワール、ナイジェリア、ウガンダ、ザンビア、モザンビーク)でオフグリッドの太陽光発電キットを展開している。顧客数は50万。一方のモビソルは2011年の創業以来、15万台の家庭用ソーラーキットを販売しており、これらを合わせると、エンジーがアフリカで展開するソーラーキットの数は65万台となり、同市場で首位につけるケニアのMコパの63万台を超える。
オフグリッドの太陽光発電システムは送電網の整備されていない地域の住民による電力へのアクセスを可能にする手段として大いに注目され、過去10年ほどで5億ドルを超える民間投資が行われた。しかし、業界団体Goglaによると、オフグリッド太陽光発電システム市場は停滞気味で、売上高は2016年の2億5200万ドル、2017年の2億1100万ドル、2018年の2億700万ドルと低下している。
Jeune Afrique 2019年9月4日