中学生の2割に肥満傾向

保健省の調査機関DREESがこのほど発表した調査結果によると、中学校最終学年(14-15才)において「太り気味」以上の生徒が占める割合は2017年に18.2%となり、2009年の前回調査の17%から顕著に上昇した。「肥満」に限ると全体の5.2%を占め、この割合も、2009年の3.8%から上昇した。性別で見ると、「太り気味」以上が女子で20%、男子で17%、「肥満」が女子で5.4%、男子で4.7%となっており、女子の方で問題がより大きいことがわかる。
肥満の問題は、社会の格差の問題と直結している。ワーカーの子供においては、「太り気味」以上が24%、「肥満」が8%と高いが、管理職の子供ではこの割合はそれぞれ12%と3%となっており、かなりの開きがある。
肥満の問題は生活習慣と密接な関係がある。朝食をとる子供の割合は、男子で69%、女子で57%と差があり、これが男女の差の背景にある可能性がある。学校給食の利用が少ない子供は全体の29%を占めるが、ワーカーの子供では50%程度、管理職の子供では16%程度と開きが大きく、これは、規則正しい食生活が肥満の予防につながることを示唆している。また、スポーツのクラブ活動等への参加は、管理職の子供で84%、ワーカーの子供で63%となっており、スポーツ実践の程度が影響を及ぼしている可能性もある。