欧州委、グーグルのしごと検索に関する調査を開始

べステアー競争担当欧州委員は8月27日、米グーグルのしごと検索「Google for Jobs」に関して、優越的地位の濫用の疑いで予備調査を開始したと示唆した。グーグルしごと検索は、2年前に米で開始され、次いでカナダ、スペイン、独で、さらに6月には仏で開始された。グーグルしごと検索は、就職サービス・サイトと直接競合しているわけではなく、ユーザー自身が定めた一連の条件(居住地や望んでいる契約の種類など)を満たした求人情報を掲載している就職サービス・サイトに、ユーザーを誘導するというビジネスモデルを採用しており、仏では、ポール・アンプロワ、ハローワーク、Figaro Classified、Monster及びOuest-france-emploi.comなどのサイトと協力関係にある。しかしながら、すべての就職サービス・サイトがグーグルしごと検索と協力関係にあるわけではなく、グーグルしごと検索のフォーマットに自らのコンテンツを適合させることを拒否するサイトや、グーグルしごと検索が収集するデータの使途を懸念するサイトもあり、2週間前には、英Best Jobs Onlineや独Jobindex及び独Intermediaなど23のサイトが、欧州委に書簡を送付し、グーグルしごと検索の優越的地位の濫用を告発、対応措置を求めていた。