ラップ歌手ブーバ、ビデオクリップ撮影現場が襲撃の被害

ラップ歌手ブーバのビデオクリップ撮影現場が暴徒のグループに襲撃される事件が発生した。2人が負傷した。容疑者はまだ逮捕されていない。
事件は21日未明に、パリ北郊オルネースーボワ市内の工業地区内で発生。撮影現場に自動車数台に分乗して15人程度のグループが乱入し、スタッフに暴行を加えた。グループはバットなどで武装、銃撃もあった。ビデオ監督のクリス・マカリ氏が暴行を受けて負傷、もう一人は脚部に被弾して負傷したが、いずれも命に別状はないという。襲撃は、撮影終了後の撤収準備中になされたといい、ブーバ本人は既に引き上げており、現場にはいなかった。
ブーバは犯罪歴を売り物とする強面ラッパーとして知られる。かつての盟友のカーリスとの場外バトルを繰り広げており、2018年夏には、両陣営がオルリー空港内で乱闘に至り、裁判沙汰となった。ブーバは今回の事件を例によって宣伝の機会と捉えており、SNS上では「アルマン」(カーリスの本名)を非難するコメントを発表。今回の犯行の背景は今のところ掴めていないが、ラッパー間の抗争とは無関係の、撮影フィルムの強奪を目的とする犯行だった可能性もある。