ラ・バンク・ポスタルのネット銀行、個人情報保護で大失態

ラ・バンク・ポスタル(仏郵便局の銀行子会社)のネット銀行事業マ・フレンチ・バンクは8月19日、ロックフェスティバル「Rock en Seine」のVIPチケットが当たる懸賞キャンペーンを開始したが、保有するデビットカードの写真をSNSに投稿することを参加条件にしたことから個人情報の漏出を招くリスクがあると物議を醸し、開始から数時間後にキャンペーンの停止に追い込まれた。マ・フレンチ・バンクは、カードに記載された氏名、口座番号、有効期限などの個人情報を隠して撮影することはキャンペーンの説明書に明記しており、参加者達はこれを遵守していたと弁明。また事業開始当初から、顧客の個人情報漏出を防止するためにリアルタイムでの監視措置が実施されていると強調した。しかし銀行取引に関する個人情報漏洩防止の呼び掛けが繰り返しなされているなかで、銀行が顧客のカード写真をSNSに投稿させるようなずさんな方法を選んだことに批判が集中したのは無理もない。