パリ解放博物館がリニューアル、ダンフェールロシュローに移転

「パリ解放博物館」が25日にリニューアルオープンする。ダンフェールロシュロー広場にあるゆかりの建物に移転の上で開館する。
「パリ解放」とは、ノルマンディ上陸作戦を経て連合軍が攻勢を強める中で、8月19日から25日まで行われた、レジスタンスの蜂起を経てパリ解放に至るまでの戦いを指す。「パリ解放博物館」は、モンパルナス駅舎裏に1994年にオープンし、ゆかりの品々などを展示していたが、入場者数が年間1万2000人前後と期待外れに終わっていたため、2015年に移転が決まり、2000万ユーロが投じられて新館が整備された。新館はダンフェールロシュロー広場に面した建物に入居。ここは、もとはパリ市の城壁を構成していた建物で、入市税の徴収などが行われていた場所だが、パリ市は第2次大戦前にここに有事の際の防空壕を整備。パリ解放の戦いを率いたリーダーの一人であるアンリ・タンギー(通称ロル)はここを作戦本部とした。新博物館では、旧来の展示品のほかに、当時のままに再現された作戦本部を見学できる(18人以下のグループにてガイドに従って見学)。博物館は年間5万人超の入場者達成を目指す。