ドービルで1歳馬競売

仏ドービル市で17日、毎年恒例の1歳馬競売が始まる。20日までに500頭弱が出品される。
競売を主催するアルカナ(Arqana)社は、資産家でサラブレッドのオーナーブリーダーとして知られるアーガー・ハーン4世が過半数資本を保有。ほかにオークションハウスの仏アールキュリアル(ダッソー一族が保有)などが出資している。ドービルのオークションでは今年に338頭のサラブレッドが出品される。オークションでは、今期に活躍したソットサス、ロマンキャンドル、ビッグブラザーズプライドなどが取引された実績があり、今年もシユーニ、ルアーブル、ドバウィ、ガリレオなど名馬を父とする1歳馬が出品される。
アルカナでは、1歳馬取引が昨年に欧州では4-5%の後退を記録したものの、自社は増収を達成できたと強調。2018年に同社は1億5700万ユーロの収入を達成し、前年比で4%の増加を記録した。欧州における市場シェアは19%、世界シェアは6%となった。同社は去る2月から受精卵の取引も開始。サラブレッドは自然分娩以外の繁殖が禁止されているが、規制外の競走馬等については、名馬の父と母の受精卵を代理母出産の形で繁殖させることで、多くの子馬を得ることが可能になる。ベルギーとオランダで始まったこの手法は世界的に発展しつつあり、アルカナも今年になり参入、欧州、米国、ブラジルで販売実績を達成した。