マクロン大統領、プロバンス上陸作戦の記念式典を挙行

マクロン大統領は15日、南仏サンラファエル市(バール県)にある戦没者墓地を訪問し、プロバンス上陸作戦75周年の記念式典に列席した。南仏のブレガンソン要塞(大統領別荘)で休暇中のマクロン大統領にとって、休暇明けの本格的な公務再開に向けたウォーミングアップとなった。大統領は26日には、大統領別荘にロシアのプーチン大統領を迎えて会談する。続いてビアリッツで開催のG7サミットでホスト役を務める。
プロバンス地方上陸作戦は、ノルマンディ上陸作戦から遅れて2ヵ月余り後に行われた。南仏地方のナチスドイツの掃討作戦の起点となり、アフリカ大陸経由で連合軍が上陸した。35万人の兵員が参加したが、アフリカの義勇軍が多数を占め、25万人のフランス軍兵士のうち、7割近くがアフリカ出身者だった。式典には、コートジボワールのワタラ大統領とギニアのコンデ大統領も列席。マクロン大統領は、フランスはアフリカに多くを負っていると述べ、全国の市長に対して、通りや広場の名前に、アフリカ義勇兵の戦没者の名前を採用するよう呼びかけた。
式典にはサルコジ元大統領も出席。大統領経験者は全員が招待されたが、出席したのはサルコジ元大統領のみだった。マクロン大統領は式典後に、アフリカ2ヵ国の大統領と私的な昼食会を開き、サルコジ元大統領もこれに同席した。両大統領の良好な関係を示す機会ともなった。