南仏シーニュ市の市長、不法投棄の車両にはねられて死亡

南仏シーニュ市(バール県)のミシェル市長(76)が8月5日、不法投棄の小型商用車にはねられて死亡する事故が発生した。23才の運転手が過失致死の容疑で予審開始通告を受けた。
運転手ら2人は、市内の自然公園内で、建設廃材を不法投棄しようとしていた。その場に通りかかったミシェル市長らは運転手らに廃材を回収するよう指示。また、違反調書を作成するため市営警察官を呼び、その到着を待つよう運転手らに求めた。運転手らはこれに従わずに逃走しようとして車を発進、車両の後ろ側にいた市長をはねて死亡させた。
死亡したジャンマチュー・ミシェル市長は右派諸派に所属。1983年以来、人口2800人の同市の市長を務めてきた。市長の死亡は住民に留まらず、全国に衝撃を与えており、マクロン大統領も市長の死を悼むコメントを発表した。廃棄物の不法投棄といった違反行為は増大する傾向にあり、政府も去る7月に、この件で市長の権限を強化するなどの措置を盛り込んだ法案を閣議決定したばかりだった。