所得税源泉徴収化、10億ユーロ強の税収増に

レゼコー紙の報道によると、年頭の所得税源泉徴収化により、6月末時点の徴収率は98.5%を達成した。当初見込みの97%を上回った。レゼコー紙の試算によれば、通年で10億ユーロ強の税収増が期待できるという。
従来の所得税の徴税方法だと、年末時点の徴収率が95%で、督促等の努力によりこれを98.7%へ引き上げるまでに長い時間がかかる。最初から98.5%を達成できれば、その分、手早く増収を確保できる。以前から源泉徴収が適用されている社会保険料の徴収率は99%となっており、所得税も導入初年からそれに準じる数字を達成できた。
源泉徴収化の影響は、国にとってプラスばかりではない。足元で収入が10%を超える急減を記録した納税者は、即時に税率の見直しを請求できることになっている。これらの影響を含めると、徴収率が97%だとして従来並みの実質税収になると試算されていた。実際の徴収率がそれよりはるかに高くなったことで、国は追加税収を確保することができる。