ボルドーワイン、販売後退

7月17日付のレゼコー紙によると、15日にボルドーワインの業界団体CIVB(ボルドーワイン委員会)の会長の座に返り咲いたファルジュ氏(2013-2016年に会長)は、市場再攻略に向け意欲を明らかにした。大規模販促を通じて市場シェアの早期回復を目指す。
5月に発表された過去12ヵ月間の販売集計では、ボルドーワインの輸出額は4%増(21億4000万ユーロ)だったが、輸出量は13%の大幅減少を記録した。国内販売の半分を占める大型店での販売も、販売額は8%減(9億200万ユーロ)、販売量は13%減と不調だった。ボルドーワインの不振の背景には、2017年の霜害の影響を受けて2018年生産が半減したことで、市場シェアが後退したことがある。また、これまで販売が急速に伸びていた中国市場での売行きが振るわないことも輸出量の減少を招いた。さらに農薬利用などによるイメージ悪化も響いた。ボルドーワインは「赤ワイン」のイメージが強く、スパークリングワイン、白ワイン、ロゼなどの人気に押されていることも影響している。