ラデファンスの自動運転シャトルバス、試験運行を停止

パリ副都心ラデファンスの開発を担当するパリ・ラデファンスは、自動運転シャトルバスの試験を停止することを決めた。この試験運転は2017年7月に開始され、6ヵ月間で3万人の利用者を記録し、出だしは好調だった。しかしその後、技術的問題から6ヵ月間、サービスを停止した後には利用者が激減した。過去12ヵ月間の利用者は1万2000人弱まで減少した。
パリ・ラデファンスでは、周辺の高層ビルが障害となって自動運転に必要なネットワーク接続を常時確保することが難しい、クリスマス市、工事、フードトラックなど多様なイベントにより周辺の状況が常に変化する、中央広場では歩行者、自転車、キックスケーターなどトラフィックが多く多様である、などの理由から運行管理が複雑であることを指摘。試験運行では、車内に監視人が常駐する状態で、無人運転は実現できなかった。また、運行スピードを上げることもできなかった。こうしたことから本格的な運用が見送られた。
試験運行は、イルドフランス・モビリテ(パリ首都圏の公共交通機関の管理)、ケオリス(仏国鉄SNCFの子会社)、シャトルバスを製造した仏ナビア(Navya)が行った。