ハウス暖房のオーガニック食品、シーズンオフの栽培は認証から除外に

オーガニック食品のラベル認証を決める機関であるCNAB(オーガニック農業全国評議会)は11日、ハウス暖房の是非に関する判断を下した。シーズンオフにハウス暖房を用いて栽培された作物にはオーガニック食品のラベルを付与しないことを決めた。
オーガニック農作物の本来の定義からすれば、暖房の伴うハウス栽培であっても無農薬等のオーガニックの基準から外れることにはならないが、温室効果ガスの排出が伴う集約型の農法をオーガニックと呼ぶのはオーガニックの精神に反する、とする批判の声が老舗の業界団体から出されており、論争となっていた。
CNABは今回の判断で、本来の季節に補助的にハウス暖房機を用いるのはよいが、シーズンオフに暖房に全面的に依存して栽培した作物は、オーガニックのラベル対象から除外することを決定。夏野菜(ナス、ズッキーニ、キュウリ、パプリカ、トマト)について、12月21日から4月30日までにハウス暖房にて栽培された作物はラベル対象外とする旨を定めた。また、設置済みのハウス暖房機について、2025年1月から、再生可能エネルギー利用のものに切り替えることを義務付けた。この義務は、新設の暖房機については2020年1月から適用される。