アフリカ自由貿易圏、AU首脳会議で実行段階がスタート

アフリカ連合(AU)は7月7日、ニアメで開催中の第33回首脳会議において、アフリカ自由貿易圏(AfCFTA)の実現に向けた5つの実行ツール(デジタル決済システム、フォローのためのポータルサイト、原産地ルールなど)の開始を宣言した。
アフリカ自由貿易圏には、これまで参加を躊躇していたナイジェリアとベナンが加わり、アフリカ55ヵ国中エリトリアを除く54ヵ国が設置合意への調印を済ませた。2020年7月1日より段階的にスタートすることになっているが、外交筋によると、関税の段階的な撤廃に向けた日程と外国からの輸入品の流通を巡る交渉が難航している模様。ニジェールとマラウイを含む最貧国6ヵ国は15年で、それ以外の貧困国は10年で関税を撤廃する方向で交渉が進められている。本部はガーナのアクラに置かれる。
AUによると、自由貿易圏の設置によってアフリカ諸国間の貿易は2022年までに約60%増加する見通し。
AFP 2019年7月7日