観光ガイド、パリ市の受入体制が不十分と不満

7月2日付のルパリジアン紙によると、パリの観光ガイド達が外国人観光客の受入について、パリ市に改善を求めている。パリ市当局は最近開催した「パリ市は観光客が多すぎ?」をテーマにしたシンポジウムで、観光客が経済・文化的発展に貢献することを認めつつも、騒音、交通渋滞など観光客の急増が住民の生活にもたらす悪影響を指摘した。ガイド及び通訳の業界団体FNGICは、観光客が多すぎるとの見方を否定するとともに、観光客から宿泊税を徴収する観光都市のパリ市が、需要に適応したインフラ投資を行っていないとして、受入体制の改善を求めた。某ベテランガイドは、子供や高齢者もいる40人のグループのガイドをする際には、スリやひったくりにあわないよう移動の安全に気を使い、トイレも探さなければならないし、交通渋滞によるバス移動の時間のロスを挽回する必要があり、観光名所のエッフェル塔やルーブル博物館では長時間待たないで入館する手段を探すことに追われている、と不満を述べている。
これに対して、パリ市では10日ほど前に会合の機会を設けたが、FNGICは会合に参加しなかったと批判したが、FNGICでは繁忙期の会合参加は無理と反論している。