中古住宅売買、好況続く

不動産仲介業連合会FNAIMの集計によると、去る6月までの12ヵ月間の中古住宅売買件数は98万5000件となり、2018年通年の96万5000件を上回った。2019年にも2年連続で過去最高記録を更新する勢いとなった。FNAIMは2019年通年では99万件に達すると予想している。
不動産仲介大手センチュリー21の集計によれば、全国の取引価格の上昇率は1%となっているが、大都市においては上昇の勢いははるかに大きい。パリ市内では、6月末時点での平均価格が1平方メートル当たり9937ユーロとなり、1年前から7.2%の上昇を記録。センチュリー21は、8月中にも1万ユーロの大台を突破すると予想している。売買案件は平均で、48平方メートル・46万6873ユーロの規模だという。価格上昇を背景に、ワーカー・従業員による購入は全体の5%未満となり(フランス全体では41%)、2010年の10%から顕著に後退した。その一方で、投資目的での購入は全体の31.8%にまで上昇し、これが価格を押し上げる要因ともなっている。