自動車の通行規制、猛暑を背景にパリで実施

猛暑を背景に、パリでは26日、自動車の通行規制が導入された。高速道路A86の内側に位置するパリ市と隣接市を対象に、汚染度分類ステッカー「Crit’Air」の0から2までの車両のみ通行を認める規制が導入された。同様の規制は、リヨン市とアヌシー市でも導入された。
ドリュジー環境相は25日の時点で、パリ首都圏においては大気汚染度が一定の水準を超えたら自動的に規制を導入する形に改めると予告していた。それが初めて適用された。今回は好天によるオゾン濃度の上昇が理由となった。これまでは、Crit’Airで4以上が通行禁止の対象となっていたが、今回はより厳しく、3以上を対象に設定。これは、ディーゼルでは8年以上前、ガソリンでは13年以上前の車両に相当する。
パリ市はこれと並行して、7月1日から、Crit’Airで4以上の車両の通行を締め出す「低排気ガス地区(ZFE)」を設定する。週末を除く8時から20時までの通行を禁止する。2022年からは禁止対象を「3以上」に拡大し、2024年にはパリ五輪にあわせてディーゼル車両の通行も禁止する計画。