シアンスポ・パリ、入学選抜の筆記試験を廃止

政治家などの登竜門として知られるIEP(シアンスポ・パリ)はこのほど、入学選抜の筆記試験を廃止することを決めた。同校は、高校卒業見込み、留学生受け入れ、問題地区からの推薦入学の3系統の選抜を行っており、うち50%に相当する高卒見込み者の選抜について、筆記試験を廃止する。他の2系統の選抜においては以前から筆記試験は行われていない。今後、高卒見込み者の選抜は、高校における成績、バカロレア(高校卒業資格試験)の平均点、出願動機、口頭試問に基づいて行う。2021年の新学年から新方式を採用し、パルクールシュップ(高校卒業後の進学先を決めるプラットフォーム)にも合流する。同校はまた、毎年の入学生の3割以上を奨学生とすることを目標に設定し、問題地区からの推薦入学を拡大するなどして、ダイバーシティの強化に努める方針を明らかにした。