ピザ製造ロボットのEkim、1000万ユーロを調達

ピザ製造の全自動ロボットを開発した仏Ekimはこのほど、シリーズAラウンドで1000万ユーロを調達した。店舗展開に着手する資金とする。
同社は2013年にエンジニアのロベルソ、アモンの両氏が起業。2016年にはロレアル(化粧品)出身のゴルマン現CEOが加わった。2018年5月に220万ユーロを調達。今回の調達でも、従来株主のPartechやDaphniが新たな出資に応じた。
Ekimのピザ製造ロボット「Pazzi」は、多関節の3本のアームからなり、生地の整形からソース、トッピングの配置、窯への出し入れ、カッティングと箱入れまでをこなす。注文品は個別のロッカーに入れられ、顧客が支払いを終えて取り出す形になる。全体を4分30秒で完了する。本社があるバルデュロップ(パリ東郊)に初店舗を開いて反応をうかがう予定で、2020年からはライセンス供与による店舗展開に着手する計画。初期投資2万5000ユーロで、Ekimは厳選された原料も供給。ライセンス料と原料供給に由来する利益を収入とする計画。今回の資金調達では、外国投資家からなるコンソーシアム「Merchant Club」の出資も得ており、その協力を得て世界進出も狙う。