ユーログループ、「ユーロ圏予算」の創設について協議

ユーログループ(ユーロ圏加盟国の財務相により構成される非公式会議)の会合が6月13日にルクセンブルクで開かれた。ユーログループのセンテノ議長は14日朝、「ユーロ圏予算」の創設について小さな前進があったと発表した。予算の規模と財源についてはまだ固まっておらず、議長は新たな会合で協議すると予告した。「ユーロ圏予算」は欧州連合(EU)の次期中期予算(2021年に開始)の枠内で決められることになっており、規模の決定は中期予算に関するEUの交渉の結果に依存する。
今回の会合では直接の議題にはならなかったが、イタリア政府が財政規律の規則を無視した財政運営を志向している問題が関心を集めている。センテノ議長は、ユーロ圏の安定性を確保するために、イタリアの公的債務残高の削減を進めることが極めて重要だとコメント。イタリア政府に対して公約を守るよう呼びかけた。欧州委員会はイタリア政府に対して、予算運営に大幅な修正を加えるよう求めている。