アフリカ:基地局運営のアメリカン・タワー、英イートンを買収へ

米アメリカン・タワー・コーポレーション(基地局運営)は5月30日、同業の英イートン・タワーズを18億5000万ドルで買収することで合意したと発表した。イートンはアフリカ諸国(ウガンダ、ガーナ、ケニア、ブルキナファソ、ニジェール)で約5500の基地局を展開しており、アメリカン・タワーの基地局保有数は17ヵ国で17万5500基に増える。アメリカン・タワーでは、今後の4G展開を背景にアフリカの基地局ビジネスは大きく成長すると見ており、年末に予定するイートンの買収から1年間で2億6000万ドルの収入と1億6500万ドルの利益を見込む。
イートンは昨年、ロンドンとヨハネスブルグの証券市場への上場を計画したが、発展戦略に必要な20億ドルの調達は不可能と見て上場を断念した経緯があり、最終的にアメリカン・タワーへの身売りを選んだことになる。一方のアメリカン・タワーは競合買収によるシェア拡大に努めており、2018年5月にもテレコム・ケニアから基地局(723基)を買収した。
なお、アフリカには15万5000基の基地局があり(2017年時点)、ヘリオスやIHSといった事業者も活動しているが、61%は携帯電話事業者の所有となっている。
Jeune Afrique 2019年6月3日