伊トレニタリア、パリ・ミラノ間で高速鉄道を運行へ

伊トレニタリア(イタリア鉄道)の子会社Thelloは、2020年6月からパリ・ミラノ間の国際列車を運行する。仏鉄道監督機関ARAFERが6月4日、Thelloから提出された情報を公開した。
国内における高速鉄道部門の自由化は2020年12月に予定されている。国際列車の運行は、欧州連合(EU)レベルでの改革により、2009年に自由化されており、Thelloはその枠で、ベネチア・パリ間の夜行列車を運行している。Thelloはパリ・ミラノ路線には、時速300kmで走行できるボンバルディアのZefiro V300を投入する計画で、整備済みの区間においては高速運転ができる。特に、仏国内でリヨンに停車し、パリ・リヨン間の乗車券も販売する(国内2点間の移動役務の提供は、2009年の自由化時に認められている)。これにより、Thelloは、2020年12月の国内高速鉄道自由化を待たず、国内路線における役務提供を行う最初の外国事業者となる。
Thelloは、パリ・ミラノ路線を毎日2往復(週末及び祝日を含む)運行する。全体の所要時間は7時間がかかるが、パリ・リヨン間については、パリ朝7時出発でリヨン到着9時、リヨン20時発パリ22時到着が用意されており、日帰りビジネス客を狙ったダイヤとなっている。