アフリカ自由貿易圏が発効

アフリカ連合(AU)に加盟する55ヵ国のうち52ヵ国が調印したアフリカ自由貿易圏(AfCFTA)の設置に関する合意が5月30日をもって発効した。加盟国間の関税を順次撤廃し、域内貿易の促進を通じて、現在の資源依存型の経済を多様化、発展させることを目指す。現在、南アフリカ、エジプト、ケニア、エチオピアなどの経済大国を含む24ヵ国が批准を完了しており、モロッコなどが批准手続きを開始している。ナイジェリアは合意に調印していない。
自由貿易圏は7月7日にニアメで開催されるAU首脳会議で実質的にスタートする予定。それまでに、調停システムや原産地規制などのツールを整備し、汚職やインフラ不足などの障害を取り除くためのメカニズムを設定するする必要がある。
AUによると、自由貿易圏の設置によってアフリカ諸国間の貿易は2022年までに約60%増加する見通し。ちなみに、アフリカ諸国間の貿易はアフリカ貿易の16%にすぎない。
AFP 2019年5月30日