信頼性の高い家電ブランドは?=フナックダルティ集計

パリジアン紙は6月4日付で、家電量販のフナックダルティが行った壊れにくい家電に関する集計を紹介した。これは、同社アフターサービス部門における販売2年間の故障状況に関する集計で、2018年に仏2万6000人、ベルギー7000人の購入者を対象とする。62ブランドの138種類の家電の故障状況が調査された。
高級家電ブランド及び高額品が必ずしも故障しにくいとは言い難いことが判明した。トルコ家電のベコ(Beko)は廉価な価格設定だが、洗濯機及び乾燥機などの大型家電では故障の少ないブランドのランク付けでそれぞれ3位と2位に付ける。この調査は今回で2回目となるが、フナックダルティによると、家電の故障調査の開始を受けて、ベコでは交換部品の用意をこれまでの5年間から11年間に延長して、修理しやすい体制を整えた。他の家電メーカーもベコの動きに追随しつつあるという。もう一つは、技術的刷新が施された新製品の購入に気をつけるべきであることが明らかになった。スティック型掃除機は、軽量でハンディ、紙パックも不要なことから、販売が急増しているが、従来型(キャニスター型掃除機)に比べて故障頻度は4倍に達する。またスティック型は従来型よりも高額であるにもかかわらず、製品寿命は5.6年と従来型(6.7年)を下回る。スティック型掃除機で最も耐久性に優れているのは知名度が高いダイソンではないという結果も出た。故障頻度の少なさでトップにつけるのはダルティのPBブランド「Proline」で、その後にエレクトロラックス、ダイソンが付けた。
フナックダルティでは家電故障集計の発表を機会に、信頼性及び耐久性(交換部品の10年以上の在庫保証)に優れた製品を保証する「Choix durable」というラベル表示を導入した。ドラム式洗濯機(前面から洗濯物を入れる)ではボッシュ(599ユーロ)、シーメンス(598ユーロ)、ベコ(250ユーロ)が選ばれた。