仏、喫煙率の低下が続く

仏公衆衛生当局が5月28日に発表した調査によると、仏では喫煙者(18-75才)が2018年に2016年比で160万人減少したことが確認された。喫煙率は2018年には32%に上り、このうち毎日吸う喫煙者は25.4%と2017年比で2.5ポイントの減少を記録した。毎日の喫煙本数も平均で15本へ減少した。同時に、禁煙手段である電子タバコの利用者は2018年には前年の2.7%から3.8%に上昇した。喫煙者の減少は、政府が2016年から本格的に開始した一連の禁煙促進措置(タバコの小売価格の値上げ継続、タバコ・パッケージの見直し及びタバコ警告表示、ニコチンパッチなどの禁煙グッズの払い戻しなど)が実を結んだとされる。
この調査では、毎日たばこを吸う人のうち、バカロレア以上の学歴を有する人の喫煙者は19.4%であるのに対して、そうでない人では28.2%に達しており、社会格差が反映されているとの結果も明らかになっている。また長期にわたり禁煙対策を実施していた米国及びオーストラリアでは禁煙率は15%を下回っているのに、減少しているとはいえフランスの喫煙率がまだまだ高く、特に女性の喫煙率の高いなどの問題点が明らかにされた。