妊娠中絶、ナショナリズム勢力の標的に=リベラシオン紙報道

左派系日刊紙リベラシオンは5月22日付で、欧州議会選挙に絡んで、各国でナショナリズム勢力が妊娠中絶の禁止を視野に収めた動きを繰り返していると報じた。同紙はまず、イタリア・ベローナ市で、極右「同盟」主導の政権が、昨年10月に、妊娠中絶反対団体への補助金支給を可能にする議決を行った件を挙げた。また、ハンガリーでは、オルバン首相が中絶反対派の国際集会を積極的に受け入れるなどしており、ポーランドの保守政権も以前から妊娠中絶の権利を制限する動きを繰り返しているとした。ドイツでは、極右政党AfDが、移民を受け入れるなら生まれていない子供を受け入れ、生命への権利を与えよ、などとする主張を展開しているという。