Kard、若年者対象の決済サービスを開始

フィンテック分野の仏ベンチャー企業Kardはこのほど、同名のサービスの提供を開始する。12-25才の若年層をターゲットに、無料で決済サービスを提供する。
Kardはこのために電子マネー事業者の登録を監督機関ACPRに対して行った。また、300万ユーロを調達し、サービス展開の資金とした。同社のサービスは、アプリとデビットカード(マスターカード)からなり、送金を受け入れ、また振り出すことができる。残高不足の場合、カードによる決済は自動的に停止される。現金の預け入れはできず、現金引き出しにも一定の制限が適用される。
Kardは3年以内をめどに銀行免許を取得し、より本格的なサービスを開始する計画で、まずは将来の顧客を確保する目的で、若年層の囲い込みを図る。銀行サービスの開始を経て、5年後に損益均衡を実現することを目指す。欧州市場全体でターゲットとなる若年層は1億人に上り、SNS風の使い勝手のアプリで浸透を図る。