LEDの健康リスク、ANSESが改めて指摘

LEDランプの健康リスクを指摘する意見書が新たに公表された。ANSES(食品・環境・労働安全性機関)が14日に公表した。
ANSESは2010年の時点で、ブルーライトの健康リスクを指摘する意見書を公表していた。今回、それ以来の新たな知見を踏まえて、リスクを改めて指摘した。意見書は特に、LEDが含まれるすべての製品に規制を適用し、リスクの低い製品のみが許可されるようにすることを提案。現在、LEDランプのリスクは3段階に評価され、リスクが最も高いカテゴリーは家庭用電球として用いられることが禁止されているが、ANSESは、網膜の直接の損傷のリスクに配慮して分類自体を見直すことを勧告すると共に、規制の対象となっていない製品(懐中電灯・ヘッドライト、自動車ヘッドランプ、玩具など)が多いことも問題視した。
LEDランプのブルーライトについては、網膜の損傷のリスク、長期的に加齢黄斑変性などの疾病を助長するリスク、睡眠障害を引き起こすリスク、高速点滅が頭痛などを誘発するリスクなどが指摘されている。意見書は、子供のスクリーンへの暴露を制限することや、特に夜間の利用を抑制することなどをあわせて勧告した。