仏電力規制料金引き上げ、6月1日に

報道によると、仏政府は6月1日に電力規制料金を5.9%引き上げる。電力規制料金は、仏電力大手EDFが自由化料金に移行していないユーザーに適用する料金。5.9%の値上げはCRE(仏エネルギー市場規制委員会)が今年2月に勧告していたもので、政府は5月14日にエネルギー省の政策諮問機関「エネルギー高等評議会(CSE)」に対して6月1日の実施を提案した。この日程は、CREの勧告で実施の最終期限として設定されていたものという。
仏政府は「黄色蛍光ベスト運動」の盛り上がりを受けて今冬に電力規制料金を凍結していた。なおCLCV、UFCクショワジールといった消費者団体は、電力規制料金の引き上げに反対しており、その撤回を求めて行政最高裁(コンセイユデタ)に提訴する予定。これらの団体は今回の値上げが「EDFによる電力調達コスト上昇をカバーするためではなく、EDFの競合企業の競争力確保を助けるために行われるもので、不公平だ」と主張している