パリの市内観光バス、事業者選びの入札開始へ

パリ首都圏の公共交通機関を統括するイルドフランス・モビリテ(旧STIF)とパリ市は、パリ市内及びその周辺(ロワシーCDG空港行きの観光客向け定期バス、エッフェル塔とベルサイユ宮殿を結ぶバス路線など)の観光バス事業の規制について合意した。6月に入札を行い、9月に事業者を選択することになった。市内観光バスは数年来、交通渋滞、大気汚染などの問題を引き起こしている。イルドフランス・モビリテは入札に当たって、パリ市からの要望にも配慮して、観光バスのEV化の促進、停車時間の短縮、駐車場所の厳守、一部地区についてはバスレーンのみの利用、英語を理解する運転手の採用などを条件に付け加えた。
現在パリ市内観光バスを運営しているのは4業者で、このうちCars Rouge(ビッグバス・ツアー)とOpen Tour Paris(パリ交通公団RATPの子会社)の2社は20年にわたり事業を行っており、事業に必要な許可を取得している。これに対して4−5年前から市場に参入したCity SightseeingとFoxityは許可を取得しておらず、違法で事業を行っていると批判されている。